【キャリコン養成講座】オンライン授業のメリットデメリット

オンライン授業ってどうなの?
通学とオンラインの違いって何?
デメリットはどうだろう?

キャリコン養成講座の受講には通学とオンラインがあります。

ちなみに、2018年に1度受講を検討していたときにはオンライン授業はなく、通学のみでした。時代を経て、オンライン受講が可能になったことは、キャリコン養成講座に通いたい子育て世代にも追い風に感じます。

オンラインでキャリコン養成講座の受講を修了した筆者が通学したことで分かった、キャリコン養成講座オンライン授業のメリットデメリットについてお伝えいたします。

通学かオンラインか迷われている方は、参考にされてください。

この記事を書いた人

あんさん(キャリアコンサルタント|Webライター)
2023年9月に国家資格キャリアコンサルタント取得。
2022年12月開講のキャリアコンサルタント養成講座を受講。オンラインで受講した経験あり。
子育て世代のキャリア相談・キャリコン養成講座・ロープレ相談受付中!

目次

キャリコン養成講座|オンライン授業に申し込む前に確認しておきたいこと

私は「キャリコン養成講座」でネット検索して、金額とオンラインという条件のみで事前情報がないまま申し込みをしたので、これから受講を検討されている方の参考になればと授業欠席の振替についてご紹介します。

私が通学したスクールは、オンラインに限らず通学もですが、授業の振替がしづらかったです。

私が受講したスクールは、通学クラスもオンラインクラスも、週末土日に授業があり、事前に予定が合わない場合は授業3〜4日前にあたる水曜日17時前までであれば、通学土曜日からオンライン日曜日もしくは、オンライン日曜日から通学土曜日に変更ができました。

事務局が平日9時から17時まで。

授業の振替は事務局への連絡が必要になるため、授業前日や当日に急遽予定が入った場合は、休むという選択肢しかないのが振替がしづらいところでした。

仕事の関係で事前にわかっている方や、都心の雪の影響を見越して振り替えたりされた方はいました。

受講後に調べてみたら、別のスクールでは「突然の欠席でも安心。振替可能」とサイト内に記載がありましたので、授業の振替のしづらさはないか、事前に確認されておくと良いかもしれません。

キャリコン養成講座|オンライン授業のメリット

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さて、ここから本題のキャリコン養成講座オンライン授業のメリットデメリットをお伝えします。

キャリコン養成講座を受講して感じた、メリットは大きく3つです。

(1)最大の魅力は、通学の往復時間が不要なこと。
(2)自分の面接ロープレに集中できる
(3)他の人が面接ロープレ中は、束の間ではあるが休憩ができる

順番にお伝えしていきます。

(1)最大の魅力は、通学の往復時間が不要!

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自宅内でZoomを通じて受講ができることが、オンライン講座の最大のメリットではないでしょうか。
授業が9:00から18:30までですので、前後の通学時間や準備時間が短縮できるのは、とてもありがたい環境でした。

キャリコン養成講座の授業が終わったら、すぐに夕飯の支度に取り掛かれたり、子どものお風呂に入れられたりと効率的に授業と育児と家事の両立ができます。

また、丸1日かけた講座は正直疲労感が・・・。講座の後に電車に乗って帰るとなると、毎週はさらに辛いなと感じました。

(2)自分の面接ロープレに集中できる

オンラインでは、Zoomのブレイクアウトルームで分かれて面接ロープレを行いました。2〜3人でCC(キャリアコンサルタント)役とCL(クライアント)役、オブザーバー(フィードバック)役と分かれますが、CC役とCL役以外は画面オフの状態。CC役CL役2人で集中してロープレができます。

当たり前のことがメリットに?と思われるかもしれませんが、私が通ったスクールの通学の場合は、毎回1部屋に複数のグループで分かれて面接ロープレを実施していたそうです。養成講座期間が終了した後に、対面で面接対策を行ったときに知りました。

1部屋に複数のグループで分かれたロープレは、自分のロープレ中に周りのロープレの声が聞こえて、CL役の方の話が聞こえないといううことがありました。意外とストレス。ロープレ練習に集中できません。

通学でも個室での面接ロープレができれば、オンラインでのロープレ練習がメリットとも言えないかもしれません。
スクールの事前情報として確認できるようであれば、面接ロープレに集中できる環境か確認されてみてはいかがでしょうか?

(3)他の人が面接ロープレ中は、束の間ではあるが休憩ができた

他の人が面接ロープレで自分がオブザーバー役である場合は、カメラをオフにします。ずっとカメラONの状態から10分ほど休憩ができました。

フィードバックをしなければいけないので、もちろん他の方のロープレもしっかりとみます。しかしながら、長時間の集中状態から精神的な休憩の時間にしていました。

あとは、恥ずかしながらロープレで上手くいかずに涙が出てしまったときは、フィードバック役のタイミングにカメラオフの時間で気持ちを切り替えたこともあります。

キャリコン養成講座|オンライン授業のデメリット

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オンラインの授業を受けて感じたデメリットは、下記6つです。

(1)ネット回線が繋がらないと欠席・不在扱い
(2)オンラインライブ授業受講中は顔出し必須
(3)受講生同士のコミュニケーションは不足
(4)オンラインは面接ロープレの感覚がつかみづらい
(5)家族が自宅にいると受講の集中がしづらい
(6)ロープレのフィードバックで混乱しても直接聞けない

(メリットよりデメリットの方が数多い??)

(1)ネット回線が繋がらないと欠席・不在扱い

一番オンライン講座でのデメリットは、ネット回線が不安定な場合に欠席・不在扱いになるということ。私が受講したオンライン講座では、メイン講師とサブ講師二人体制で、サブ講師がオンラインの顔出し状況を確認して出席状況を随時チェックしていました。

そのため、オンラインライブ授業という特性上、インターネット回線が繋がらずに授業に参加できないと、欠席や不在扱いされて受講出席率に影響が出ます。

インターネット回線は不安定になることもあり、オンライン環境が整っていたはずなのに、急なトラブルもありました。パソコンが不調になって買い替えた方もいます。ネット回線だけでなく、パソコンの状態も事前に確認しておいた方が安心です。

Zoomでのオンライン授業ということもあり、Zoomのダウンロードは必要ですし、お昼に繋げようとしたら、Zoomのアップロードもありました。

カメラやマイクのONとOFFの操作対応も慣れておかなければいけません。

(2)オンラインライブ授業受講中は顔出し必須

オンラインライブ授業は、Zoomで行いました。授業が行われている間はずっと、顔が写っている状態でなければ出席率に反映されないので、顔出し状態で気は抜けません。

通学クラスに通われた方の中に、仕事の都合で2回ほどオンラインに振り替えた方がいらっしゃり話されていたのが、オンラインの方が疲れるとのこと。あくび一つできない雰囲気だおっしゃっていたので、オンラインの環境に慣れていない方は苦痛かもしれません。

(3)オンライン組受講生同士のコミュニケーションは不足

私がいたクラスがたまたまかもしれませんが、オンライン講座では授業中のみしか繋がることがないので、コミュニケーションは不足して、受講生同士あまり仲を深めることができませんでした。

LINEの交換をして、クラスのグループLINEはあります。けれど、特定の人しか発信していないため、ROM専の方がほとんど。

受講生同士でロープレ練習をすることもありませんでした。

通学の場合は、お昼休憩中や受講終了後にご飯に行く機会があるようで、そこで仲良くなっているようでした。講座終了後の面接対策の時に、周りの通学組はとても和気藹々として、オンライン組は蚊帳の外感がありました。

(4)オンラインは面接ロープレの感覚がつかみづらい

オンラインは画面越しでのロープレになるので、ノンバーバル(言語以外の相手の表情や目線、全身の様子などの非言語)な情報が得にくく、間の取り方や伝え返し、質問などの感覚が掴みづらかったです。

画面越しの相手の様子を平面で捉えるような感覚でした。

養成講座終了後に、試験対策講座で対面のロープレを体験して分かったのですが、対面だと立体的かつ全身の相手の様子が感じ取り合えて、「人と話している」感覚があり、とても話やすかったです。

対面の方が緊張するという方もいらっしゃいますが、試験本番は対面。

対面のロープレ練習中にオブザーバーとして、別の方同士のロープレを見ていた時に、足首と足首を組む癖がある方や手が動きすぎて落ち着きがない癖がある方など、オンラインではわからない人の癖に気づくことができました。

自分にも、自分で気づかない癖があるかも。

オンライン授業の養成講座期間は、オンラインでロープレ練習を重ねることになるため、試験日までに対面でのロープレ対策は行っておいた方が安心かと思います。

(5)家族が自宅にいると受講の集中がしづらい

Zoomで繋がって顔出しで繋がっている必要があるため、家族がいると授業に集中しづらいことが多々ありました。

声が入らないように「発表は今じゃないな」と気をつかったり、ロープレは「家族に聞かれたくないな」であったり。1歳児娘がギャンギャン泣いていて大丈夫かな?と心配することも。

夫が子どもたちを見てくれる日は、個室にこもって授業を受講していましたが、子どもが私の様子を気にして部屋に入ってくることもありました。

午後は特にロープレで授業に集中しなければいけない時間帯が続くため、夫が外に遊びに連れて行ってくれることもありましたが、自宅で授業を受けるのに、環境整備は家族の協力が必要です。

(6)ロープレのフィードバックで混乱しても直接聞けない

オンラインの授業に限らないかもしれませんが、ロープレのフィードバックをしてくださるOBの方の話の内容がよく分からず、ロープレの何が正解か、一進一退もしくは一進二退な感覚が続きました。

別のOBからは違うこと言われるし、講師からはまた違うこと言われるし。

オンラインだと体全体の様子がわからないので、胸から上の状況と平面の状況と声と顔の様子としか情報をつかめません。

対面だとよくわからないことも直接確認しやすかったり、空いたタイミングで個別に質問できたりします。

ちなみに、ロープレのフィードバックは全部が全部受け入れなくていいのだと気付いたのが、試験1ヶ月前くらいの感覚。

養成講座受講期間中は、フィードバックがよくわからないという問題に直面して、面接対策の感覚をつかめずに辛い期間を過ごしました。

まとめ|キャリコン養成講座オンライン授業のメリットデメリット

キャリアコンサルタント養成講座の通学を考える際に大切にしたいのは、「なんでキャリアコンサルタントを取得するのか」ということ。

キャリコン養成講座自体は約3ヶ月通学することになりますが、その後試験対策をして試験まで筆記試験対策・論述試験対策・面接試験対策と時間も労力も使う時間が続きます。

キャリアコンサルタント資格の取得目的を持って、キャリコン養成講座への申し込み、学習を重ねることが大切です。

キャリコンは、正直お金も学ぶ時間もかかります。資格取得以降も、絶えず学びを深めていかなければいけません。

キャリアコンサルタントの養成講座に通うか迷っている、といった方はご相談を承っております。

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