育休中に資格取得する勉強法ってどんな感じかな?
といった疑問に、お答えします。
育休中で赤ちゃんのお世話が中心の生活であっても、勉強をする時間はあります。
私が実際に国家資格に合格した、勉強時間についてお伝えしながら、育休中におすすめの勉強方法を提案します。
育休中の貴重な期間に資格を取得したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
育休中に5分の勉強から、国家資格に合格
育休中に5分勉強をすることからスタートして、国家資格に合格しました。
資格試験に合格したことで、「勉強すれば資格を取得することができる」という自信にもつながりました。
- FP3級
- FP2級
上記2つの試験を受検して、育休中に資格を取得しました。
育休中は生まれて数ヶ月の赤ちゃんのお世話をしながら、勉強をすることになります。
育児中心の生活。
まとまった勉強の時間を取ることは、難しかったです。
「勉強をする」という意識を自分自身が身につけるためにも、短時間の勉強を積み重ねていきました。
できないことを目指していてもしょうがないので、育休中に合った勉強方法を見つけると良いと考えました。
私は、保険や金融関連の会社に勤めた経験がないので、独学でFP3級から勉強を始めています。
独学は、テキストや教科書のお金だけで勉強を進められますが、その分、トータルの勉強時間はかかりました。
短時間の勉強を積み重ねていくと、1日トータルで、1時間や2時間の勉強時間になりました。
少しずつ着実に勉強時間を積み上げていくことが、国家資格合格へとつながったと感じます。
育休中は子育て中心、まとめた勉強時間確保は無理
5分って短すぎて勉強にならないよね?
と諦めていませんか?
なぜ、5分といった短い時間の勉強時間から、スタートすることをおすすめするのか、理由をお伝えします。
産後は育児の生活リズムがつかみづらい
産後は、赤ちゃんのお世話が中心の生活リズムになります。
生後数ヶ月の子育て中に、1時間や2時間と集中する時間を取ること自体、難しくないでしょうか?
- おむつ変え
- 授乳
- 離乳食
- 抱っこ
- あやす
- 沐浴・入浴
など、1日24時間、赤ちゃん中心の生活スタイルが、育休中はずっと続きます。
自分の身支度もままならない。
赤ちゃんも人間。その日その時間で生活リズムや感情・機嫌は異なります。
育児の生活リズムをつかむまでが大変。
勉強時間をまとめて取ること自体に、無理があります。
産後は赤ちゃんに呼ばれることが多い
産後は、赤ちゃん中心の生活スタイルで、何度も泣いて赤ちゃんはママを呼びます。
特に日中は、勉強しようと思っていても、勉強のためにテキスト・問題集を開くことすらほとんどできません。
育休中に合った勉強方法があります。
育休中は子育て中心でも、まずは5分勉強する!
子育て中心だと、勉強ができないことにストレスを抱えてしまいがちです。
けれど、ストレスを抱えると、勉強はますます進みません。
子育て中心の生活は、自分に合う勉強の方法にすることで、資格試験の勉強を進めていくことが可能です。
- ハードルを上げ過ぎない
- 5分も意外と取れない勉強時間
- コツをつかむまでは何度もトライ
ハードルを上げ過ぎない
「勉強へのハードルは上げすぎないこと」をおすすめします。
理由は、「目標は崩れて当然だから」です。
赤ちゃんはいつ泣くか、いつハプニングが起きるかわかりません。
育休中は、保育園や託児所など、預け先がない方がほとんどでしょう。
高い目標を立ててしまうと、達成できない目標にイラ立ちやストレスを抱えてしまって、勉強を継続すること自体が困難です。
小さな目標を達成していくことで、成功体験となり、次の目標へ向かおうと意欲的になれます。
意外と5分すら取れない勉強時間
けれど、子育てをしていると、5分間続けて自分の時間を作ることは、簡単ではありません。
1歳になった娘は、生後10ヶ月で歩き始めて、自分で動き回れるようになったので、危険が伴います。
赤ちゃんに呼ばれてから、1〜2分でまた呼ばれるということは、1日のうち何度もあります。
スマートフォンを活用して、勉強を始めたらストップウォッチのタイマーボタンを押して、泣いて呼ばれた時間までを測ってみたことがありますが、1分半ということがありました。
まずは、5分。
小さなハードルではありますが、勉強ができる時間を探してみましょう。
勉強時間のコツをつかむまでは何度もトライ
短時間でも、勉強時間が確保できるようなコツをつかむまでは、何度もトライしてみましょう。
日中は、家事育児中心で、勉強時間を確保することが難しいことはあります。
夕食作りの肉を焼いている時間など、すきま時間を活用しましょう。
勉強をする意識を持つためにも、1問問題を解いて解説を確認するなど、勉強から離れないようにしました。
育休中は自分の勉強方法を見つけるのがおすすめ
赤ちゃんの個性によっても、勉強時間の取り方は変わります。
- お昼寝時間に勉強
- 寝かしつけの後に勉強
- 家事のすきま時間
- スマートフォンで授乳中・寝かしつけ中に勉強
お昼寝時間に勉強
赤ちゃんがお昼寝した時間は、30分から長いと1時間くらい、まとまった勉強時間を確保することができました。
寝かしつけ後に勉強
寝かしつけが完了した後の夜の時間に、購入した本の問題集やテキストを使って勉強しました。
夜は自分の睡魔との戦いになり、夜間授乳もあるので翌日以降の体調に響かないように、長くても2時間程度を目安に勉強時間を取りました。
家事のすきま時間
家事をしている時間に「すきま」はないはずですが、お肉を焼いているほんの2分ほどの間やお風呂のお湯を溜めている時間など、数分の時間を活用しました。
スマートフォンで授乳中・寝かしつけ中に勉強
スマートフォンを活用したので、
授乳時間や寝かしつけ中の間に勉強する
ことができました。
特に、授乳時間は1日で90分〜120分ほどの時間を費やしていたので、授乳しながらスマートフォンで勉強をしていました。
育休中は勉強アプリでモチベーションキープ
勉強アプリで、どれくらいの時間を勉強に費やせてるかを可視化していました。
独学は、ただ漠然と勉強をしていても自分がどれくらい資格試験に向けて進捗できているかわかりません。
勉強アプリを使うことで、集中して勉強に取り組めました。
育休中の勉強は、孤独の戦いでもあります。
SNS機能があることで、「いいね!」で励まされて、また次の日も勉強をしようとすることができました。
自分の勉強時間が、積み重ねていくと
- 1日●時間勉強ができた
- 1週間で●時間勉強ができた
- 1ヶ月で●時間勉強ができた
と、期間で区切ってトータルの勉強時間を数字で確認することができます。
時間という数字が客観視できて、自分の頑張りを実感しました。
私が国家資格を取得した勉強方法
私が実際に、国家資格の勉強をどのようにして、合格までたどり着いたかを順番に説明していきます。
国家資格FP3級の勉強方法
2021年7月から9月の生後1〜2ヶ月
2021年第3子(次女)が生後2ヶ月の時に、FP3級の市販テキストから独学で勉強して受検しました。
「みんなが欲しかった」シリーズのテキストは、手書きの板書の雰囲気もあるので読みやすいです。
明朝体の文字がビッチリだと読む気がなくなりますが、明朝体と手書き風のフォントで読みやすい行間もあるので、圧迫感がありません。
テキストを読んでいても、時間が足りない状態になったため、問題を解くことに着手。
テキストに合わせて、問題集も「みんなが欲しかった」シリーズにしました。
市販テキストの問題集と、本が開けない状況のときが多いので、FP3級ドットコムというサイトで過去問を解いていきました。
2021年9月に受験して10月に合格がわかったので、使ったFP3級のテキストと問題集は、メルカリで売りました。
https://ansan-workmama.com/mercari/問題を中心に勉強し、テキストはお昼寝や寝かしつけ後30分時間が取れるタイミングで活用しました。
- お昼寝時間
- 赤ちゃんの機嫌が良い時間
- 寝かしつけ後30分程度
私に合った勉強時間を捻出して、
「勉強する」習慣を身につける
ことができました。
国家資格FP2級の勉強方法
2021年9月から2022年1月の生後3〜7ヶ月
FP2級も独学です。
FP3級試験が終了後、帰りの電車の中ですぐに2級のテキストと問題集をAmazonで購入しました。
2級のテキストも、3級のテキストに合わせて「みんなが欲しかった」シリーズ」です。
もちろん、紙の問題集も手元にないと心配なので、テキストと一緒に購入しました。
到着後すぐに、勉強に着手。
手に取ると、厚さと重さにビックリ!!!
テキストは、2冊の構成になっていて1冊ずつ持ち運びができます。
重さは、2冊で736g!
FP2級のテキストを持った瞬間、気後れしそうに……。
テキストが厚すぎて、とりあえず問題の内容を確認してみました。
問題集から取り掛かりましたが、FP3級と比較すると問題が難しくて太刀打ちできず。
FP2級の問題集が難しすぎて逃げるようにテキストを開いてみましたが、内容を理解するのに時間がかかりました。
悩んでいてもしょうがない!ひとまずテキストをざっくりと1周読みました。
テキストを読んだ後に、まとまった時間に問題集を解き、すきま時間にスマートフォンを利用してFP2級ドットコムで過去問をひたすら解いていきました。
トータル勉強は、約300時間です。
- 授乳時間
- 寝かしつけ時間
- お昼寝時間
- 夕食作りの合間の数分
- 寝かしつけ後から夜中
寝かしつけ後は、日によって1度授乳時間を終えてから再度、勉強に取り掛かる日もありました。
FP2級は、FP3級と比べて一気に難しさのレベルが深くなった印象です。
苦手な科目の理解がなかなか進まずに、苦戦しました。
不合格も覚悟したことは、正直な話です。
育休中の間で確実にFP合格を狙うなら、通信教育を利用する手段もあります。
独学は、正直遠回り。
通信教育やオンラインスクールであれば、合格までのノウハウがあります。
私自身、FP2級の独学では科目によって、苦手な部分もありました。
格安でFP2級など金融系の講座を受けられる
月額定額サービス【ウケホーダイ】というサービスもあります。
月額1,078円でFP2級やFP3級だけでなく、
- 宅建
- 社労士
- 行政書士
といった、資格の講座もあります。
復職までの期間が短い方や、育休中に確実な合格を狙うのであれば、
「時間をお金で買う」という方法
を、検討してはいかがでしょうか。
育休中は、5分勉強するからスタートしてみよう
「育児+勉強の生活をスタートした」
というだけでも、新たな1歩。
- 育休中は、5分でも勉強する
- 育休中は、子どもの寝ている時間に勉強!
- 育休中は、まとめた勉強は不可
- 育休中の勉強は、「少しずつ」を重ねていく
- 育休中は、自分に合った勉強法を見つける
- 育休中は、勉強アプリの活用を検討してみる
- 育休中は、スマートフォンを活用して勉強もあり
国家資格の合格は、
- 勉強を通じて目標を達成できる
- 勉強すれば資格取得ができるという自信
につながりました。
FP試験の合格を経験後は、自分に合った勉強をしたら、別の資格を目指すことも可能であるという貴重な経験に。
次の目標に向けて、また新たな資格にチャレンジしています。
育休中の過ごし方についての記事もあります。よろしければ、ご覧ください。